メーカーによる末端流通価格の拘束(再販売価格維持)に関しては、昨年、自動車に関して次のような報道がなされたことがある。 広州トヨタは、2008年8月1日、「独占禁止法」が施行されることに合わせて、販売業者に対する価格制限を解除し、販売業者の消費者への利益還元を支持すると公表した。実は、その前の七月中旬から、成都の三つのトヨタ販売業者はすでに「凱美瑞」(CAMRY,カムリ)シリーズに対し、自主的に価額を決定することに踏み切っていた。成都では、「凱美瑞」シリーズの利益還元はすでに2.5万元に上っていた。 今回成都市においてディーラーが行った価格変更について、広州トヨタは暗黙のうちに了承したと見られる。2008年前半から車の販売増加はすでに鈍くなり、この圧力も今回のトヨタの再販売価格維持の解除に繋がったと見られる(青年週刊)。
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