上海市労働保障局は2007年6月20日より新しい雇用登録制度の実施を始めた。使用者が上海市の、または外来の、労働者を雇用した場合にはすべて期限内に労働雇用登録手続きを行うことを使用者に要求しているもので、労働雇用監督管理の強化を進めるものである。
登録の内容とは使用者と労働者の正確な情報、労働契約の履行開始時期、実際の状況などである。同時に労働者個人の労働雇用登録情報調査制度も確立し、労働者が本人の就業後の権益保障状況がすぐにわかることを保証する。当面、上海市労働保障局の「上海労働雇用監督管理服務平台」を用いて使用者がHP上から「平台」を通り、労働雇用手続きを処理できるようにし、労働者はいつでも自分の雇用及び労働契約情報を調べられ、使用者に違反行為があれば苦情申立てできるようになる。
中国ニュース一覧へ戻る
|