米国の電気自動車の製造メーカーであるFisker社はカリフォルニア州アナハイムに本拠地を置きプラグイン・ハイブリッド車を製造しているが、経営困難な状況になっている。最近、中国の2つの自動車会社から出資の意向を伝えられている。一社は浙江省の杭州に本拠を置く「吉利」でありスウェーデンのボルボ社のオーナーでもあるが、もう一社は国営の「東風」である。Fisker社に近い筋からの情報では過去3週間以内に、支配株主になるという申し入れがなされ、取引額は2億米ドルから3億米ドルの間だという。2社のうち吉利の方がより熱心にFisker社の技術を求めているようだという。吉利の方が国営の東風よりも決断が早そうであり、Fisker社にとっては決断すべき時期が迫っているので吉利の方が好ましい交渉相手とうつっているようだ。
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