アベノミクスのインフレターゲット政策は正しいと述べて、安倍首相を勇気づけた、米国の経済学者クルーグマン教授がグーグルについて語っています。最近、グーグルはグーグルリーダー(Google Reader) というネット上でニュースや配信記事などにタグをつけて分類したり整理する(フィーディング)ことができるサイトのサービスを停止し突然、閉鎖しました。これは、ごく少数のグループがこれを用いていたために、コストが釣り合わずにグーグルがこのサイトを運営しないことにしたという理由によるものです。少数のグループの中には、文筆業者や書くことを生活の一部としている人々も含んでいました。
少数のヘビーユーザーはグーグルの行為に落胆し、怒ってさえいます。グーグルは「すべての世界中の情報を集め、利用できるようにする」という理念を失ったのかと批判しています。
教授はヘビーユーザーと、そうではないユーザーとの間に価格差を付けることができない場合に、こういうことが生じてしまい、これを解決するには公共的視点からの介入しかないことを論証しています。
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