尾近法律事務所
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マイケル・モネロ |
マイケル・モネロ(Michael
Monello)氏はCampfireという組織のパートナーです。Campfireは主にインターネットを通じて少額の資金を集めて、アーティストのイベントや芸術活動についてファンを中心に財政的に支援していこうとするもので、自らをMicro
Patron Platformと呼んでいます。これはクラウドファンディング(群衆による資金獲得)と呼ばれる手法です。モネロ氏は「ヴェロニカ・マーズ」という人気テレビドラマの映画化に関する資金獲得に関わることになりましたが、この記事では、映画製作というのはクラウドファンディングにとって初めてでありリスクがあることを述べ、成功した場合の利益はかなりの部分がワーナーブラザーズに入ることに疑問を呈しています。このドラマは2004年から2007年にかけて米国で放映されたテレビドラマで、主人公は普通の高校生でしたが、親友の姉が何者かに殺され、彼女は、探偵業を行って学費を稼ぎながら大学に通い殺人犯を探し出そうとします。日本でも放映され好評を得ました。モネロ氏によれば、現代アメリカ社会の「貧しい者にはより厳しく、豊かな者には寛大である」という傾向が、今回のヴェロニカ・マーズに関するクラウドファンディングにもうかがえると言っています。
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